baserCMSは、アップデート時にアップデートスクリプトを準備しておくと、そのスクリプトを自動実行する仕組みとなっています。
アップデートスクリプトは、データベース内のデータの更新、ファイルやフォルダ構造の変更などを行いたい場合に利用します。
アップデートスクリプト(update.php)は、各プラグイン config/update/バージョン番号/
というフォルダを作成し、その中に配置します。
バージョン番号は、次にリリースするバージョンとなります。
アップデートスクリプトの配置場所は次のようになります。
(例)/plugins/baser-core/config/update/5.1.0/updater.php
アップデート画面に注意事項等のメッセージを表示したい場合は、次のファイルを作成し、配列のキー updateMessage
を定義し、メッセージを値として返却します。
//(例)/plugins/baser-core/config/update/5.1.0/config.php
return [
'updateMessage' = 'アップデートを行う前に files フォルダのバックアップを作成しておいてください。'
];
アップデート時の各処理について、成功可否等のメッセージ表示したい場合は、BcUpdateLog::set()
を利用します。下記のログファイルにも記録されます。
/logs/update.log
// メッセージの設定例
BcUpdateLog::set('users のテーブル構造に成功しました。');